◎灰器
風炉の時の藤灰、炉の時の湿し灰を盛る器。灰匙と共に炭点前の折に席中に持ち出される。
【種類】
・風炉用
小ぶりで釉薬のかかったもの。
・炉用
大ぶりで素焼き、焼き締めのもの。
・半田炮烙(はんだほうらく)
風炉・炉の灰をいれたり、下火を上げるのに用いる。大ぶり。
大小の入れ子になっており、大きく素焼きのものを巴半田、小さく釉薬がかかっているものを筋半田といいます。
・炮烙
◎灰匙(はいさじ)
灰をまいたり、灰形をつくるときに使う道具です。
【種類】
・風呂用
小ぶりで柄が竹皮巻。
・炉用
大ぶりで木の柄が付いているもの。
・底取(そこどり)
風炉・炉の灰の出し入れに用いる。
銅製で平碗状で、それに直角につけられた持ち手は竹皮が麻糸で巻かれたもの。
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参考文献『茶道具百科』淡交社
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