10月5日は先のリピーター様の買取りを終えさせていただき、午前中にお電話にてご予約をいただいておりましたお客様からのご依頼に対応させていただきました。
お電話にて「叔母様からいただいたお茶道具があり、その価値が知りたいので一度見ていただけますか?少しだけでも大丈夫ですか?」との内容でございました。少しでも大丈夫です。当店にご依頼をいただけるのであればしっかりと拝見させていただきご説明をさせていただきます。
店頭にお持ち込みいただいたお茶道具には、お茶碗、棗、茶器、炭斗、茶杓、釜鐶(かまかん)がございました。中にはお棗とお茶杓に裏千家14代淡淡斎宗室の書付ものがありました。他には高木治良兵衛作の釜鐶、その他のお茶碗、お棗、茶器はお稽古道具でありました。
査定としては、宗室の書付ものをそれぞれ1点ずつ、治良兵衛作の釜鐶を1点、お棗が3点、茶器が3点、大徳寺和尚の茶杓が1点、お茶碗が9点というようにそれぞれ評価をさせていただきました。
お茶道具の昨今の相場の冷え込みや、市場の動きなどと共に査定のご説明をさせていただきましたところ、お客様ご自身もお茶をされておられたようで、これから使いたいものやもう少し様子をみたいお道具に関しては持ち帰りのご判断をされました。「お時間を取っていただいたのに申し訳ないです。」と仰られましたが、当店は大丈夫です。使わないお道具だけをお譲りいただき、お客様がこれからも大切にお使いになっていただけるものは使っていただきたいと思っております。何よりもお道具は使っていただけると喜ぶと思います(^^)
その中でもお譲りいただけたのは、膳所焼の茶器2点とお稽古茶碗を4点とその他お値段が付けられなくなった鉢と香合になります。
今回お譲りいただきましたお道具たちは次の欲しい方のもとへとキチンと橋渡ししてまいります。
この度は数ある業者の中より当店をお選びいただき誠に有難うございました。
「お家や蔵の整理で出てきました今では使わない骨董品・古道具・お茶道具などございましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。京都府内は勿論、近畿圏、中四国方面、九州地方、中部北陸地方と店主が直々に全国出張にてまいります。丁寧に拝見しきちんと買取りさせていただきます。ご依頼をお待ちしております。」
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