堅野焼の解説です。
堅野焼(たてのやき)は鹿児島城下堅野にあった薩摩藩の御用窯でやかれたものをさします。
元和6年(1620)島津義弘の遺命により加治木(姶良郡加治木町)の星山仲次(金海)を招き開窯させました。また同じく帰化朝鮮人の申主碩(田原友助)と申武信(田原万助)も星山仲次と共に創業した人物です。
嘉永6年(1853)以降次第に衰え廃絶します。
製品は高麗伝による微細な貫入のある白陶が製出されるそのが朝鮮風は次第に日本化になっていったそうです。

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参考文献『原色陶器大辞典』
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