金寿堂(きんじゅどう)
鉄瓶には大きく分けて 2 種類あり、一つは岩手県の盛岡などで作られている南部鉄瓶,もうひとつは京都で作られている京鉄瓶です。大きな違いとしては蓋にその特徴があり,南部鉄瓶は鉄製に対し,京鉄瓶は銅製で作られているということです。その蓋の摘みには真鍮製あるいは銀製の物が多く用いられ、蓋裏には作家銘(工房銘)が確認できる事が多いです。
また京鉄瓶の内底には,鳴り金といわれる鉄片が並べてつけられ,お湯が沸くと「シューシュー」と音がでます。茶の湯で使う茶釜の釜鳴り同様,お湯が沸くとともに響かせる音で,松籟(しょうらい)(※1)の音と呼ばれています。
上記の京鉄瓶制作で活躍した金寿堂の著名な作家に「雨宮宗兵衛」がいます。その特徴として胴体や取っ手に施された金銀の象嵌細工の繊細さがとても美しく、希少価値などと相まって市場価値も高く、現在でも愛好家にはとても人気の高い鉄瓶ブランドの一つに上げられます。
(※1)松に吹く風。それが立てる音。また、これに見立てて、茶釜(ちゃがま)の湯が煮えたぎる音。
銘・箱書きなど
銘は蓋裏に「金寿堂造」、胴体に「雨宮」の丸印銘。箱書きは「金寿堂造 宗 花押 印」。写真はその箱書きになります。
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