12月9日は、9月よりご依頼を引き続きいただいております京都市北区のリピーター様のもとへと12月に入って2回目の出張買取りをしてまいりました。
前回お別れをする際に、「次回こそは最終段階だと思います。」と仰っておられましたのでいよいよゆっくりとお話をしながらお仕事をと思っておりました。
しかし当日、玄関先にはいつもよりは少なかったのですが、お道具を並べていただいており、今回もまだ最終段階ではないのかなと思いました。ご依頼主様も「まだこんだけ出てきたんやわ。」と仰っておられました。
この日も順番に拝見させていいただきますと、贈答品類(花瓶他)をはじめ、茶道具(茶碗、水指、香合など)、花台、莨盆、中国工芸品が今回もございました。
今回はこれといってのお道具はございませんでしたが、きちんとジャンルごとに仕分けをさせていただき
ました。続いてご主人様の想いのございますお道具ゾーンに手を伸ばそうとされたのですが、少し悩んでおられたので、私から「本日はご用意いただいた分だけで、日数に余裕をもって次回までに出していただけるものと、残しておかれるものとに分けていただいく方法は如何でしょうか?」とご提案させていただき、この日はご用意いただいたお道具のみを買取りさせていただく運びとなりました。
やはりこれまで集めてこられたお道具たちにはご主人様の想いもございますので何でもかんでも無理矢理出してくださいということは失礼にあたりますのでお時間を取っていただき整理しただくことを、私は大切に思っております。
今回買取りさせていただきましたお道具たちは次の欲しい方のもとへとキチンと橋渡ししてまいります。
いつも当店をご利用いただき誠に有難うございます。この日のお別れの際に「次回は本当に最後になると思います。」とお聞きしました。私は「本当にもう使わないとお決めになられた分だけで構いませんので、ゆっくりと気持ちの整理と共に残すお道具をお選びいただければ良いかと思います。」と一言かけさせていただきました。次回もキチンと拝見させていただき、きちんと買取りさせていただきたいと思います。
「お家や蔵の整理で出てきました今では使わない骨董品・古道具・お茶道具などございましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。京都府内は勿論、近畿圏、中四国方面、九州地方、中部北陸地方と店主が直々に全国出張にてまいります。丁寧に拝見しきちんと買取りさせていただきます。ご依頼をお待ちしております。」
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