5月19日は東京都目黒区のお客様よりお茶道具の出張買取り依頼をいただきました。
お電話にて「母が使っていたお茶道具類の整理をしており、お稽古道具が沢山あって、釜、お棚、水指などなど大きいお道具が中心になりますが引取はしていただけますでしょうか?小物は少々有りますが、社中さん達を一度呼んで形見分けをするので残らないかもわかりませんがそれでも見に来ていただき引取ってはくださいますか?」とお問い合わせいただきました。
「でもわざわざ京都からだと遠いので悪い気もしますが大丈夫ですか?」とお気遣いくださいましたが、ちょうどお客様より先に静岡のお客様からご依頼をいただいておりましたのでその後おうかがいできる旨をお伝えしますと、大変お喜びいただけました。
静岡県のお客様宅での買取りを済ませた後、東京都内まで車を走らせました。久々の2件同時のご依頼をいただけたということもあり運転は苦にならず、とても嬉しい気持ちになっておりました。
夕方の到着にはなりましたが、出してくださったお道具たちを拝見させていただきました。確かに社中さんたちが持ち帰ったということでお道具の数はだいぶ減ってはおりましたが、その中でも買取りできるお道具たちを仕分けさせていただきました。
まとめて評価させていただいたお道具には、箱に入っていないお道具(水指・香合・蓋置などなど)や消耗品類、その他には、釜・風炉の類、お棚・台子・風炉先などの形でグループ分けをさせていただきました。わずかの評価になりましたが御所籠、鉄瓶、銅製皆具、高橋楽斎作水指、煎茶急須、武者絵の掛軸などは個別での評価をさせていただきました。
説明と共に査定のご報告をさせていただきましたところ「どうやって処分したらいいか困っていたので買取りしていただけるだけで有り難いです。大変助かります。」とご納得いただき買取りさせていただけることになりました。
お茶道具の査定の後、お客様から「他にこのようなものはいかがでしょうか?」と嶋帳や裂に関する資料本についてお訊ねになられましたので、私が好意にしております着物屋さんから教えていただいた知識を元に拝見させていただくと、買取りできるものが数十点ほどありましたので評価・買取りさせてただきました。
またお客様からは「ご近所さんで同じようにお茶道具の処分に困っている方がいるので、そのうちご紹介させていただいてもよいかしら?表千家さんだけどかまわないかしら?」と先の静岡のお客様同様に、次につなげていただける大変嬉しいお言葉をいただけました。
今回買取りさせていただきましたお道具たちは次の欲しい方のもとへときちんと橋渡しして参ります。
この度は数ある業者の中より当店へご依頼をいただき誠に有難うございました。
「お家や蔵の整理で出てきました今では使わない骨董品・古道具・お茶道具などございましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。京都府内は勿論、近畿圏、中四国方面、九州地方、中部北陸地方と店主が直々に全国出張にてまいります。丁寧に拝見しきちんと買取りさせていただきます。ご依頼をお待ちしております。」
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