3月17日は京都市東山区のお客様からお茶道具の買取り依頼をいただきました。
お電話で「さわださんは古いお道具がお好きですが、現代作家のお道具なんかも見ていただいて買取りしていただけますか?」とお問い合わせいただき「もちろん可能でございます。よろこんで拝見させていただきます。」とお応えさせていただきました。
当日おうかがいさせていただきますと、「私が好きで集めてたものになります。」と拝見しやすいように並べてくださってました。
お茶碗、徳利、盃、花生、皿、棗、茶杓、置物、水指、掛軸などでした。いずれも現代作家作品で近藤悠三、今井政之、永楽善五郎、三浦竹泉、宮川香齋、藤田喬平、仁阿弥道八、三輪休雪、川北良造、清水公照、清水六兵衛などなど名のある作家作品から市場ではあまり評価が高くない作品まで数々のお道具がございました。
個別で評価できるものがほとんどでしたが中にはまとめて評価をさせていただくものが数点ありました。お客様も現在の市場的価値をある程度ご存じで「意外なものの方が高く評価していただいていますね。」と仰っておられました。意外なものとは寄盃や寄皿(色々な作家が共作したもの)、酒器類になり、中国の方々に向けて売れるお道具たちのことになります。ことに現在ほとんどのお道具が中国の方々が購入されているという少し寂しい現状が続いております。
査定結果のご報告と共に現状の市場などのご説明もさせていただきご納得をいただき買取りさせていただけることになりました。
今回買取りさせていただきましたお道具たちは当店で活躍させていただくものと次の欲しい方のもとへときちんと橋渡しして参ります。
この度は数ある業者の中より当店へ買取り依頼をいただきましたこと心から御礼申し上げます。また次回もご依頼をいただけるお約束をいただきより良い買取りサービスをご提供できるよう努めてまいりたいです。誠に有難うございました。
「お家や蔵の整理で出てきました今では使わない骨董品・古道具・お茶道具などございましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。京都府内は勿論、近畿圏、中四国方面、九州地方、中部北陸地方と店主が直々に全国出張にてまいります。丁寧に拝見しきちんと買取りさせていただきます。ご依頼をお待ちしております。」
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