茶の湯を新しい日常生活に。－茶道具－

皆様は日常生活の中で「ほっ」と一息つかれる時はありますか？日本人は本当に忙しい人種と言われています。しかし現状『コロナウィルス』の影響で在宅ワークの需要が伸び、すべてがそうではありませんが、効率良く仕事ができ多少のゆとりの時間も増えてこられたのではないでしょうか？

コロナの影響で提唱された『新しい生活様式』があります。それに私自身付け加えた習慣があります。私の業務は出張買取りの依頼が入ればリモートでの業務は不可能ですので場所・内容によっては一日以上かかることも多々ございます。しかし内勤の時は昼食後に抹茶を一服飲む習慣をつけるようにしております。古来は薬として用いられていた抹茶にはカテキンが豊富に含まれており細菌やウィルスなどの予防効果が期待できるといわれています。実際に研究では、カテキンのウィルス感染予防効果として、ウィルスが細胞と結びつくジョイントの部分をふさぐものであるため、ウィルスのマークの違いによらず効果が発揮することができると報告されています。確かに抹茶は茶葉を丸ごと粉砕して粉にするので茶葉の良いとこを全て摂取できると考えられます。ですので個人の見識から確実なことは言えませんが、少しでも免疫をアップさせ強い体づくりが抹茶によって期待できると思っております。

気のせいか、確かに手洗い・うがい・アルコール消毒を徹底し抹茶を飲むように習慣づけてからは喉が痛くなったりなど風邪などの症状が無くなりました。人それぞれありますので、あくまでも個人の見解です。

古来中国から渡ってきた抹茶、そして武野紹鷗から千利休によって大成され現在にまでいたる「茶の湯」という伝統文化は今後見直さなけらばならない日本の誇り高き文化ではないでしょうか？濃茶など茶道そのものの在り方も、このコロナと寄り添いながら「健康」というものをテーマに変化していければ今後更に注目されても良いと思っております。

また茶の湯の世界には季節を感じさせてくれ心にも訴えかけてくるものもあります。日常の騒々しさから心を開放しリラックスすることでストレスを軽減してくれます。ストレスは万病のもとともいわれていますので、このリラックス効果にも非常に期待できるものと考えます。茶の湯には日本のありとあらゆる素晴らしいものが詰まっていると私は思います。

最後に茶の湯を、私の日常での採り入れ方をご紹介させていただきます。

仕事が好じていることは勿論ですが、その業務の中で買取りさせていただいた中に自分が使いたいお茶碗があれば気に入って使わせていただいております。

直近では9月初めに買取りさせていただいた膳所焼の筒茶碗もコレクションに入れさせていただきました。

また、空いた時間などを利用して簡単なお干菓子も手作りで楽しんでおります。砂糖・寒梅粉・御好みの色粉があれば「雲平」は簡単に作れます。そろそろ秋も近いので月や紅葉を題材に先日作ってみました。

皆様もこの記事をご参考にしていただき、日本が誇る伝統文化を身近に採り入れて健康な身体づくりに反映させていただければと思います。「古道具さわだ」では骨董品、古道具は勿論、お茶道具の買取りも強みにしておりますので、買取りのご相談もお気軽にお待ち申し上げます。

最後までお読みいただき誠に有難うございました。ー　店主：澤田　知明　ー

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