先日、こどもの日に我が息子のささやかなお祝いをしました。コロナの影響で大したことはできませんでしたが、応援している飲食店さん(ダイニングぼてちん旨味ひとつ)のテイクアウトを利用し家族三人でテーブルを囲みました。その時子供姿を見てふと「今後どうなっていくのかな」と考えてしまいました。コロナもそうですが、日本の未来など、、、。

今年の五月の大型連休は日本国民にとって最も辛いものになりました。これは国民だけでは無く、国全体に関わることでこの連休が無くなったことにより、経済界において今年残り後半戦に多大な影響が出るのではないでしょうか。

それにも関わらず日本政府の対応はかなり遅く、今頃、症状についての見直しや未だに伸びないPCR検査、普通に考えれば風邪だろうが疑わしくは全て検査という徹底ぶりをすればこんな状態にはならなかったのではないでしょうか?発言をすれば責任逃れのような言い訳にはがっかりします。そして国民・企業などへの給付・補償の遅れ、中小・個人などにおいては資金繰りは平均1~2カ月持てば良い方などのデータが有り正にその時期を迎えており倒産・廃業・自殺がさらに増えてくるのではないでしょうか?家賃の補償などが通る頃にはもう拠点が無いという方も出て全く意味が無いような状態になるように思われてなりません。明日にも首をくくらなければならない人々が沢山出てくるのではないでしょうか?GO toキャンペーンみたいなものは要りません。国民の明日の生活を救わなければなりません。このような目の前のことを顧みず、地検法の改正など訳解らない行動に憤りを覚えます。

そして今後の事でいえば、医療・介護・保育・教育の面でもかなり問題点が浮き彫りになってきているのではないでしょうか。介護ではこれまでも問題視されていた働き手不足も今回直面しております。保育も同じではないでしょうか。少子化というのに待機児童の問題、コチラも働き手不足もあり状況は良くないと思います。今後は少子高齢化が今より加速します。これまで日本を支えてこられたお年寄り、そして今後の日本の期待の星である子供達を支える環境をしっかりと作らないといけいない状況です。働き手不足は仕事内容が過酷にも関わらず賃金が安い、これは誰もなりたくはないでしょう。この点を国が今後補償していかなければ厳しい状況が待っているでしょう。教育も他の先進国に比べかなり遅れておりレベルの低下がデータに顕著に表れていると思います。

などなど問題は山積みです。

このように今回のコロナウィルスが教えてくれたことは世界もそうですが、日本の行く末を見直さなければならないことを教えてくれているのではないでしょうか。本気で日本や日本国民のことを考えている政治家は皆無。今後の選挙で大きな変革があってもおかしくないでしょうし、年配の方には退いてもらい、もっと若い行動力のある指導者の登場が望ましいといえるのではないでしょうか。「政府人事改革」を願います。そして国民は今回のことで本当に一人一人が考えを改める必要があるでしょう。

5/14の緊急事態宣言一部緩和が騒がれておりますが、危機的状況は何も変わらず明日が見えない状況は夏位までしばらく続くのではないでしょうか。今後も感染者数・死者共に増えず、日本国民が笑って過ごせる日常を早く取り戻せるように願います。「あたりまえはあたりまえ」で無いということを深く考えさせられます。

古道具さわだ店主:澤田 知明