白井善入(しらいぜんにゅう)

享保年間(1716~1736)に今戸焼の陶工として活躍する。
本名:兼吉。
生没年:不明

傍系(直系から分かれて出た枝葉の系統)の陶工で一代限りと見られているようです。
作風は力強さが見られ当時でも名陶工と考えられる。

銘印に「白井善入」の楕円印・四方印がある。

※参考資料:黒田和哉「近世・近代茶陶の茶陶窯場名工名鑑」(淡交社)

 

 

白井半七(しらいはんしち)

江戸は今戸焼の陶工。今戸焼の創窯については天正年間頃ではないかと考えられています。
瓦器から茶道具、日用雑器まで作られました(今戸焼詳細はこちら)。その中心となったのが白井家です。

初代半七は貞享年間(1684~1688)から土風呂を中心に茶器、皿、人形などを作りました。
二代半七は瓦器の土に釉薬を施した楽焼を作り「楽今戸」として珍重されました。

四代・五代は「芦斎」と号しました。

六代は明治初年頃に代を継ぎ名工との名が高かったとされます。

七代の時関東大震災(1923)により窯が破壊されます。それをうけて窯を兵庫県伊丹市に移しました。その後兵庫県を中心に宝塚、三田などへ窯を移しています。

分類として、七代までを「隅田川半七」または「今戸焼」と呼んでいます。

銘印によって歴代を判断することは難しいようです。
「半七」角・長角印、「白井半七」四方印、「寿み田川焼半七」楕円印、「不半」丸印が確認されています。

記事内写真は現代に入ってからの半七作です。江戸今戸焼とは異なりますが、参考までに。

※参考資料:黒田和哉「近世・近代茶陶の茶陶窯場名工名鑑」(淡交社)

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