佐野乾山とは、尾形乾山（1663~1743）が1737（元文3）年に下野国佐野（栃木県佐野市）で当時数寄者であった須藤杜川、大川顯道、松村壺青らに招かれ作陶の指導をしました。また同時に陶法の伝書を記し与えました（佐野伝書）。

この佐野に滞在中に陶器を作ったようですが、後世これらの作を「佐野乾山」と呼称しています。

これについては諸説あり今だ明らかではないようです。

※参考資料：黒田和哉「近世・近代茶陶の茶陶窯場名工名鑑」（淡交社）

 

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