珉平焼の解説です。
珉平焼(みんぺいやき)は別名伊賀野焼・淡路焼ともいい、兵庫県南淡町伊賀野で賀集珉平が文政年間(1818-1830)に創業し焼いた陶器です。
京焼陶工の尾形周平より陶技を学び淡路島の白土を用いて黄南京・緑釉・柿釉などの作品を試作。
1832年に周平を招き本格的な指導を受け仁清写し・道八写しなどの茶器や日用品に名品を残しました。
1842年には藩窯も築かれ栄えましたが珉平没後は民営になり後1916年に淡陶社となった旧民窯と合併しました。
現在はタイルを焼いています。
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参考文献『原色陶器大辞典』『やきもの事典』
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